古民家の構造を入れ替え。

2016.09.27
BLOG2016

古民家の耐震補強工事を進めていく上で

解体した際に出てくる問題のある所を

一つづつ対応を考え現場を進めてもらっています。

 

 

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今回は今後のことも考え東面の構造を

差し替えていくことにしました。

 

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理由は地面の湿気の影響が大きい

白蟻の被害が大きく見られたので

このまま外部から耐震補強をしても

構造自体が弱ければ意味が無いので

根本的な対応を進めています。

 

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内部も外部も白蟻による被害。

 

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ぱっと見はわかりませんが。。。

 

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多分角材だった土台。

白蟻に食われて、角がなくなっていました。

 

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対策としては土台を入れ替える事により

基礎パッキンを新規で入れて

床下の換気の確保をします。

 

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既設の梁の下に新規で梁を入れて

梁も補強していきます!

 

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既設の繋がっていなかった梁を差し替えてもらいました。

 

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既設の柱と梁を差し替えてもらいました!

 

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寸法は現場を当たりながら

誠君が現場で墨付けし、刻んでいきます。

 

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基礎パッキンを入れてもらったので

これで換気に期待しつつ。

以前の土台はどうやら柱材を用いられており

余計に白蟻の被害が大きくなっていたのですが

今回は芯持ちの土台変更したので

白蟻に食われる心配はだいぶ減ります。

(念のため防蟻処理もします)

 

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明日は雨降りなので、雨養生をして

今後の対応を考えていきます。