家族の思い出が、木の家のあちこちに
お家を大切に住んでいただいて、木もいい感じに味が出てきたI様宅に取材に行ってまいりました!
鈴鹿市・I様邸 《建築データ》 施主年齢:30代 木造2階+ロフト 家族構成:夫婦+子ども2人 宮本建築さんとは、スタッフの下浜佳奈さんと私(奥様)が同級生。 家を建てたいと思った時から、宮本建築にお願いしようと決めていました。 土地探しの相談にもよく乗っていただき、下見の際、一緒に来て見て下さったことも。 おかげで今の土地を見つけることができました。 キッチン、玄関、トイレなどを広く取って欲しいという私たちの要望に合わせ、 宮本建築さんは色んな間取りのパターンを出して下さいました。 例えば坪庭がある家、どの部屋からも中庭を望める「コの字形」の家、 正方形の家etc。その中から、楽しく迷い、一つを選択させてもらいました。 居酒屋さんのようなカウンターテーブルが付いていること、 リビングに畳敷きの小上がりがあることなど、すべて宮本建築さんの提案です。 この家は2006年に完成して、住み始めた頃は、うちに来たお客さんが口を揃えて 「木の香りがする〜!」と気持ち良さそうにしていました。 あれから時が経ち、いつの間にか消えていったかな。慣れたのかもしれません。 完成の時から9年経った今まで、たくさんの思い出ができた気がします。 始めはどこからともなくパキパキ音がしていて、家族で驚きました。 暮らしの環境に合わせて、木が湿気を吸ったり、乾燥したりするのだそうで、 「暮らしに馴染んでいる」と教えてもらいホッとしました。
また、すごい雨の翌日に宮本建築さんから電話が来たことがありました。 私たちは大雨のことを全く気にかけなかったのに「家はお変わりないですか?」と。 「たくさんお客さんがいるだろうに、覚えてくれてたんだね」と嬉しくなりました。 建築中は、柱や床の白木を自分たちで塗装しようと休日の度に工場へ通いました。 当時4歳だった長男は現在13歳になりましたが、 「あの梁を塗ったよ」と、大きくなっても覚えてくれているようです。 これからも、たくさんの思い出をこの家で作っていきたいと思います。