今日は天気が悪いので、室内で床の増し張り工事

2016.04.07
BLOG2016

今日は生憎の天気なので

室内に入らせて頂き、床の増し張り開始。

 

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既設のフローリングは合板のフローリングだったので

フローリング自体の接着剤が剥離してきてしまい

床がフワフワしていました。

そこで今回は無垢のフローリングを増し張りさせて頂きます。

合板のフローリングとは違い接着剤が剥離することも無いので

床は長持ちするようになります。

 

 

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「無垢のフローリング」は、、天然木から取り出した木を

1枚の板に加工したものです。

複合フローリングに比べて高価ですが、自然素材ならではの

樹種によって異なる木目の質感と、風合いや肌ざわりが魅力で、

光沢が美しく、経年変化が楽しめます。

 

「合板のフローリング」は、複数の板を接着剤で

張り合わせた合板(基材)の表面に

天然木の薄板を張りつけたものをいいます。

 

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合板のフローリングのメリットは、無垢フローリングよりも

大幅に価格が抑えられ、色、柄のバリエーションが多く、

色や模様が比較的均一しています。

温度、湿度の変化に強く膨張や収縮、反りなどが

生じにくく、耐水性、耐候性があり、キズに強い

耐摩耗性や強度を強化しているものもあり、用途で選べます。

 

逆に合板のフローリングのデメリットは、表面の単板がはがれるような

傷は補修が難しく、経年変化を楽しむことはできません。

踏み心地が若干硬かったり、見た目の高級感は得にくいです。

 

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無垢のフローリングのメリットは、断熱性が高く

感触に温かみがあります。さらに無垢の木なので

調湿効果を持っており、季節ごとに快適に過ごす事ができます。

小さなお子様がみえるお宅では一番気になる

アトピーやアレルギーの心配が少ないです。

 

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無垢フローリングのデメリットは、合板フローリングに比べて高価で

湿度変化にともない膨張、収縮し、反りや割れが発生します。

自然素材のため、木目の色柄が均一でなくばらつきがあるので

見本で見た感じと、実際フローリングを張り終わった部屋の

雰囲気が多少異なる場合もあります。

 

 

 

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改修させて頂いているお宅で飼われているカメさん。

工事の度にあっちこっちに引っ越しさせられて、

一番迷惑していると思いますが・・・

もうしばらく・・・我慢してね(^_^;)

 

 

 

一方倉庫では・・・

 

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墨付けが順調で、もう土台の墨付けが終了していて

胴差の墨付けにかかっていました。

 

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胴差しは通し柱と通し柱の間を繋ぐ重要な横架材で

そのぶん他の梁や桁よりも成は高く(大きく)なります。

 

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日下さんと誠君が加工していた梁・桁。

一本ずつ表面の木目を見て、どこに節がどの程度あるのか

分かるように「上小」や「ム」と記載しています。

 

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上小:「上小節」とも言い、直径約10㎜以下程の節が

1m間隔に一個ぐらいずつ点在しているイメージです。

 

ム:「無節」の事を言い、節のまったく無い物です。

木目もや色合いもかなり揃い、アテもほぼ入っていません。

ヤニ、カスリは極小さくあります。