建具屋さんの倉庫へ

2021.07.04
オリジナル家具販売

いつも木製建具のデザインから製作まで
お世話になっている建具屋さんの
建政さんの作業場に今新築工事中の
オーナー様と打ち合わせに伺ってきました。

フラッシュ戸にしようか
框戸にしようか・・・オーナー様が悩んでいたので
実際に製作中の現場を見させて頂き
お話を聞いて判断しようという事で
建政さんにお邪魔しました(*´ω`*)

フラッシュ戸(ドア)とは・・
框と桟でつくった骨組みの両面に合板などの
面材を接着し表面を平らに仕上げた戸(ドア)のこと。
フラッシュ(flush)とは
「平面の、平らな」などの意味を持つ英語。

框戸(ドア)とは・・・
框材と呼ばれる枠材で四方を枠組みし
その中にガラスなどを入れた戸。
重厚でガラス面が大きくとれますが
フラッシュ戸に比べて高価になります。

この二種類の選択肢ですが・・・
分かりやすく大きな違いは2つ。

金額: フラッシュ戸 < 框戸
長持ち:フラッシュ戸 < 框戸

金額に対しての長持ち度は比例していて
何か不具合が出た時も框戸なら
ちょっと削って調整したり手直しが長期的に可能です。
フラッシュ戸は、基本後から削ったりは出来ないので
金物や少しの調整しかできません。

デザインとしては、既製品の建具を使わない限り
どちらも好きなアレンジができ多様性はあります。
なので。家の雰囲気や予算に合わせて
使い分けていくのが良いと思っています(*´ω`*)

建具って・・・完成間際に現場に収めますが
建具が入った瞬間に何となく間抜けだった空間が
「家」になるんですよね( *´艸`)
そしてその建具の質などに合わせて
本当家の見え方だ変わるので
建具ってただの出入り口ではなく
家にとって非常に大事なパーツなので
お客様にとって最善のものを
提案していけたらと思います(‘◇’)ゞ