今日は七夕で工程会議でした。

2021.07.07
新築

ま。タイトルには七夕と言うフレーズは入れましたが

大工さん達を事務所に呼んで
一緒に「かつや」でテイクアウトしたお弁当を
食べながらの工程会議を開催してました(笑)

その中の議題にコロナの中
集成材や大きな材木が手に入らない状況で
いかに杢承の特性を生かし
仕事をこなしていけるか・・・
と言うところを前提において。

今ご相談頂いているカーポートを
トラス構造を用いて国産材を用いて
手刻みしていこうと検討していました。

これからオーナー様に見積を見て頂いて
工事をするしないの返答があってからになりますが
大工の技術で木製の可能性を
どこまで広げていけるのか・・・

手刻みが出来る場所や道具があり
それを実現できる職人が居る事を
最大限に生かせるという事。

コロナの逆境に向かっていく術を
考え実行しながら前に向いていこう!
と言う話で、全体の流れを皆で確認し
今月の工程会議は終わりましたが。
次回の工程会議では、
もっと詳しい話が出来ると思うので。
今できることを少しづつですが
進めていこうと思います(´-`*)



トラス構造とは・・・

主に大スパン構造(体育館やドーム、橋)などに
利用される構造形式の1つです。

トラス構造のメリットは・・・

・部材間には軸力しか作用しません
・細い部材で構造物を構成することが可能
・大規模空間の屋根構造等にも適した構造形式
・軽快で細い部材で建築物を造ることができるので
 意匠的にカッコよくなります。

トラス構造のデメリット

・施工が面倒。手間が掛かる
・全体に部材に作用する応力は小さいのですが
 その分、トラスで組んでいくと
 トラス部分の高さが大きくなってしまいます。
 一般的な構造物では、階高に制約があるため
 トラス構造は採用できないのです。