木製雨戸の補修

2021.07.22
古民家

そろそろ台風シーズン。
オーナー様より台風が来る前に雨戸を
直して欲しい!というご連絡があり
雨戸を引き取りに行ってきました!

雨戸=サッシ屋さんで考えていましたが
木製建具で作成された雨戸だったので
これを桑名の建政さんに届けるのが手間なので
今回は大工さんで補修することに(‘◇’)ゞ

ちなみに・・・

雨戸とはガラス窓の外側に設置する板戸をいい
古くは書院造の時代から家屋につけられるようになりました。
現在では雨戸を設置するのが一般的で
国内ではほとんどのお家に設置されています。
ただ。最近のお家には予算の加減や色々な事情から
雨戸を設置しない方もみえますが・・・

雨戸は必要なの??というのは

雨戸の設置は雨や風を避けるのが大きな目的なので
私たちの住む三重県では設置することをお勧めしています。
雨戸を見た目上、設置しない場合は
防犯対策のためペアガラスをさらに
割れにくくした強化ガラスを採用する、
予算が無い場合は防犯フィルムを張る。など
検討された方が良いと思います!
他に雨戸には防寒・防犯対策の役割もあります。

今の雨戸には大きく分けて3つの種類

〇引き戸タイプ
 
 一番昔からある日本では定番タイプの雨戸
 雨戸自体の仕様によって防音・断熱効果は
 一番シッカリしている

 ただ・・・外壁に戸袋ないしは雨戸をしまう
 スペースが必要となり外観上スッキリしない事と
 サッシの枚数が増えると開閉時に手間がかかる

〇シャッタータイプ

 一番多く採用されるシャッター式の雨戸
 窓ガラスを開けて下から上へ
 引っ張り上げるだけで開閉ができます。

 電動式のシャッターもあり、
 窓を開けることなく雨戸を閉められるので
 防犯面でも安心できるでしょう。

 ただ・・・強風時はバタバタと
 少し音が気になります( ;∀;)

〇折り戸タイプ
 
 洋風なお家によく合い可愛い
 イメージの外観になります。
 左右に開く雨戸を半分ずつ開けることで
 日光を取り入れる量を調整できます。
 ただ・・・開口の大きな窓には
 少し不向きかもしれません。。。

今は基本アルミ製で施工されるのが一般的ですが
昔は木製のお家が多かったので
雨戸だけアルミに交換して欲しいという
工事も毎年何件がご依頼頂きます。
台風で雨戸が破損などは火災保険が
活用出来たりするので、お気軽にお問合せ下さい。