手すりの種類
手すりの種類は多種多様です。
設置する場所や用途によって
手摺りを必要とする人の状態によって
取付ける位置や形状など現場に合せて
取付させて頂いています。
◎手摺りを握って使いたい場合
28~32㎜φ
しっかりと握った時に親指と
他の指先が軽く重なる程度が適当
◎手すりを持って移動する時
などに使いたい場合
32φ~35φ
握って使うのではなく
手を滑らせて使います。
手全体で体重を支える感じです。
一般的には35㎜を使用する事が多いです。
〇水平型(横型)
【歩行補助】
歩行補助や動作補助に適しています。
つかまりながら移動することが出来て
身体を支えることができるので
転倒防止につながります(。-`ω-)
〇I型(縦型)
【立ち上がり補助】
トイレや玄関などで腰を掛けた状態から
立ち上がる際に手すりを用いると
動作がしやすくなります(*’ω’*)
〇L字型
【立ち上がり補助】
立ち上がりなど上下の動作を多く行う
押す・引くの動作が両方補う事ができます。
〇階段用
【上り下りの補助・転落リスクの軽減】
階段の上り下りをスムーズにし
小さなお子様から高齢の方まで
転落・転倒を防止する手すりです。
色々な組み合わせができるので
階段の段数や傾斜に合わせて
て選ぶ必要があります。
下の床から1mの部分には側壁が無い場合は
建築基準法でも手摺りを取り付ける事が
必要になってきます(‘◇’)ゞ
〇可動型(はね上げ・遮断機・回転式)
必要なときだけ手すりを引き寄せて
使用する事ができます。
不要な時も邪魔にならず便利です。
〇床に置くタイプ
独立した、移動が可能な手すりです。
家の壁などに手すりを
設置することが難しい場合でも
好きなところに置いて使用できます。
室内のさまざまな場所で利用しやすい上
業者からのレンタルが可能で
購入する必要がありません。
よく手摺りの取付工事を実施するまでに
一時的にレンタルされています。
手すりの位置は手摺りを使用する人の
背の高さや体の状態を考慮し
最も使いやすい高さに
設置することが重要です(‘◇’)ゞ
補助金を用いた改修の際は
ケアマネさんの監修により
手摺りの形状や高さを決定しています。
手摺りの取り付け位置により
壁自体に補強が必要な場合があります。
そういう際は現場に合せて補強材を
施工させて頂き、手すりを取り付けます。
トイレの手摺の場合は
ペーパーホルダーや他の必要な
部品との兼ね合いもあるので
しっかり使い勝手も考慮した
位置を確認して取り付けます。
要介護・要支援認定を受けている方は
手すりの設置で工事の依頼を頂く場合は
介護保険の「住宅改修」を利用され
工事させて頂く事が多いです。
要介護度にかかわらず、
対象工事費用の9割~7割です。
(利用者負担割合による)
ただし、対象となる工事費用は
20万円が限度ですので、
支給の上限額は利用者負担割合が
1割負担の方は18万円、
2割負担の方は16万円、
3割負担の方は14万円です。
20万円を超えた工事費用は
全額自己負担になります(。-`ω-)